女子テニスの最終戦WTAファイナルズ・リヤド(サウジアラビア/リヤド、ハード)は日本時間5日(現地4日)、シュテフィ・グラフグループの第2戦が行われ、第1シードのA・サバレンカが第5シードのJ・ペグラ(アメリカ)を6-4, 2-6, 6-3のフルセットの激闘の末に破り、4年連続4度目のベスト4進出に大きく前進した。
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同大会は今季の獲得ポイントで上位8選手が出場するシーズン最後の大会。8選手が4名ずつに分かれ予選ラウンドロビンを戦い、各グループの上位2名が準決勝に駒を進める。
27歳で世界ランク1位のサバレンカが同大会に出場するのは5年連続5度目。最高成績は2022年の準優勝となっている。
今大会は第1戦で第8シードのJ・パオリーニ(イタリア)に6-3, 6-1のストレートで完勝した。
この日行われた第2戦でサバレンカは、31歳で世界ランク5位のペグラと対戦。2度のブレークに成功し第1セットを先取したサバレンカだったが、第2セットでは逆に2度のブレークを奪われセットカウントは1-1となる。
迎えたファイナルセット、第3ゲームでブレークを許したサバレンカだったが、攻撃的なプレーを貫きその後2度のブレークを果たして勝利。同グループで唯一の2勝目を挙げ首位に立ち、4年連続4度目のベスト4進出に大きく前進した。
女子テニス協会のWTA公式サイトにはサバレンカのコメントが掲載されている。
「彼女(ペグラ)はいつも私を限界まで追い込んでくる。第2セットでは、彼女が一気にギアを上げて本当に素晴らしいテニスをしていた。ファイナルセットに入ってからは『思い切って自分のショットを打とう、もっと攻撃的に行って、相手にスピードをぶつけよう』と考えていた。チャンスが来ると信じてね」
「また彼女に押される展開になったけど、それが好きなの。彼女との試合はいつだって簡単じゃない。でもレベルの高い素晴らしいテニスになる。今日の勝利には本当に満足しているわ」
なお、サバレンカはこの後、第3戦で第3シードのC・ガウフ(アメリカ)と対戦する。これに勝利すれば首位での予選グループ通過が決まるが、仮に敗れた場合でも、他試合の結果次第では準決勝進出となる。
【WTAファイナルズ・リヤドの組合せ】※[]はシード順
●シュテフィ・グラフグループ
[1]サバレンカ 2勝0敗
[3]C・ガウフ 1勝1敗
[5]J・ペグラ 1勝1敗
[8]パオリーニ 0勝2敗
●セリーナ・ウィリアムズグループ
[2]シフィオンテク 1勝1敗
[6]ルバキナ 2勝0敗
[4]アニシモワ 1勝1敗
[7]キーズ 0勝2敗
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