男子プロテニス協会のATPは12日、世界ランキングを更新。前週の中国銀行・香港・テニスオープン(中国/香港、ハード、ATP250)で優勝を飾った28歳の
A・ブブリク(カザフスタン)が順位を1つ上げて自己最高の10位に浮上した。昨年3月には82位まで順位を落としていたブブリクだが、わずか10ヵ月で72人を抜き去り、カザフスタン人男子として史上初のトップ10入りを果たした。
>>坂詰 姫野vs本玉 真唯 1ポイント速報<<>>全豪オープン2026 詳細【賞金・放送予定・出場選手・日程・ドロー】<<>>テニス365 運営メンバー募集中!<<昨年3月時点では世界ランク82位まで沈んでいたブブリクだが、そこから驚異的な巻き返しを見せ、昨シーズンはツアー4勝、自己最高の11位で終了。最終戦Nitto ATPファイナルズ(イタリア/トリノ、室内ハード)の補欠にも名を連ねるなど、着実にトップ選手の仲間入りを果たしていた。
転機となったのは昨年の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)。当時世界ランク62位で迎えた同大会で、ブブリクは
A・デ ミノー(オーストラリア)とのフルセットの激闘を制し、さらに
J・ドレイパー(イギリス)にも快勝して、四大大会で初のベスト8進出を果たした。この結果、これまで課題とされてきたスタミナ面や安定感への評価も大きく変わった。
その勢いは芝シーズンでも続き、全仏オープンで
J・シナー(イタリア)に完敗してからわずか2週間後、テラ・ウォルトマンオープン(ドイツ/ハレ、芝、ATP500)ではそのシナーから初勝利を挙げる大金星を記録。ウィナー36本を放つ圧巻の内容で当時の世界1位を破り、そのまま優勝を飾った。
さらにクレーコートでも進化を証明。EFG スイス・ オープン・グシュタード(スイス/グシュタード、レッドクレー、ATP250)とジェネラリ・オープン(オーストリア/キッツビュール、レッドクレー、ATP250)で2週連続優勝を飾り、ツアー初のクレータイトルを獲得。強烈なサーブと攻撃力に加え、ラリーの組み立てや粘り強さも身につけたことを証明した。
その後はハードコートでも結果を残し、9月に行われた杭州オープン(中国/杭州、ハード、ATP250)で優勝。サーフェスを問わない強さを示した。
そして迎えた2026年シーズン、開幕戦となった中国銀行・香港・テニスオープンでは決勝で
L・ムセッティ(イタリア)を破り、自身9度目のツアータイトルを獲得。これにより世界ランキングを10位まで押し上げ、カザフスタン人男子として史上初のトップ10入りという快挙を達成した。
ブブリクはATPを通じて「今季の唯一の目標はトップ10入りだった。開幕戦で優勝して、そのままトップ10に入ることができた。昨年4月にこうなると言われても、きっと信じなかったと思う」と喜びを語っている。
世界のトップ10に名を連ねたブブリクが、今後どこまで順位を伸ばしていくのか。新シーズン序盤から、さらなる飛躍に大きな注目が集まっている。
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