車いすテニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は7日、女子シングルス決勝が行われ、第1シードの
上地結衣が第2シードの
A・ファン クート(オランダ)を6-2, 6-2のストレートで下し、5年ぶり5度目の優勝を飾るとともに、単複制覇を成し遂げた。また、四大大会では2大会連続10度目のタイトル獲得となった。試合後に上地は「まだちょっとうまく整理ができていませんが、でもすごく嬉しいです」と喜びを語った。
>>上地 結衣vsファン クート 1ポイント速報・結果<<>>小田 凱人vsヒューエット 1ポイント速報<<>>サバレンカvsガウフ 1ポイント速報<<>>シナー、サバレンカら 全仏OP組合せ<<31歳で世界ランク1位の上地が同大会に出場するのは12年連続13度目。これまでに2連覇を含む4度の優勝を飾っている。
今大会は1回戦でワイルドカード(主催者推薦)で出場した世界ランク15位のP・デルレード(フランス)、準々決勝で同10位のL・デ グリーフ(オランダ)、準決勝で同4位のリ・シャオフイ(中国)を下し決勝に駒を進めた。
34歳で世界ランク2位のファン クートとの顔合わせとなった決勝戦、上地は相手に3度のブレークを許したものの、9本のダブルフォルトを犯したファン クートからリターンゲームで7度のブレークに成功。試合を通じて19本のウィナーを決め優勝を果たした。
上地が同大会で優勝するのは2020年以来5年ぶり5度目。四大大会では今年1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)に続き2大会連続10度目のタイトル獲得となった。
上地は表彰式後、同大会を全日程生中継するWOWOWのインタビューに答えた。
「スコア的には自分が終始リードできた試合だったと思うんですけれども、彼女(ファン クート)のスライスであったりだとか、パワーショットであったりだとか、何よりも気迫が最後まで集中力途切れずに戦っている彼女に本当に押されないようにという気持ちでいっぱいでした。表彰式が今終わって、やっと優勝した実感が湧いてきたというか、まだちょっとうまく整理ができていませんが、でもすごく嬉しいです」
また、上地は
K・モンジャニ(南アフリカ)とのペアで臨んだ前日のダブルス決勝でも第2シードのリ/ ワン・ジーイン(中国)組を4-6, 7-5, [10-7]の逆転で破りトロフィーを獲得しており、今大会は単複制覇を成し遂げている。
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