女子テニスで元世界ランク1位の
V・ウィリアムズ(アメリカ)が自身のYouTubeチャンネルを更新。43歳となった現在もトレーニングに励み、今年3月ごろに復帰を果たしたいという目標を語った。
ヴィーナス・ウィリアムズは妹である
S・ウィリアムズ(アメリカ)とともに一時代を築き、49のシングルスタイトルと22のダブルスタイトルを獲得。四大大会のシングルスではウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)で5個、全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)で2個のトロフィーを掲げている。
しかし、昨年のウィンブルドンでは、1回戦で
E・スイトリナ(ウクライナ)と顔を合わせた際に転倒し膝を負傷。その後もプレーを続けたものの敗れる結果となった。シーズン後半にかけては3大会に出場し1勝3敗。W&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、WTA1000)では第16シードの
V・クデルメトバにストレート勝ちをおさめた。
YouTubeチャンネルでヴィーナスは膝の負傷に言及。今年3月の BNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、WTA1000)とマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、WTA1000)に出場することが目標だとコメント。
「愚痴をこぼすのが嫌いだから、自分のけがについてあまり話すことはしてこなかったけど」と前置きしたヴィーナスはウィンブルドン後もプレーを続けたことが膝の負傷を長引かせてしまった要因だと明かした。
それでも毎日トレーニングをし、復帰への道を諦めていないヴィーナスは「私の大きな目標のひとつは、アメリカでプレーすること。マイアミとインディアンウェルズでプレーすることなの。2019年以来、けがが理由でプレーできてないから。ホームでプレーできないにしては長い年月ね。だから、それは私の大きな目標のひとつで、そこに行くこと、そのための準備をすることなの。もちろんコート上でも多くの目標があるけどね」と話した。
「妹のセリーナが、辞めることは許されないって言うんだけど、もちろん、私は絶対に辞めないわ。それが義務なの。彼女がダメだと言ったから、私はコートに戻るわ(笑)」
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