テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は15日に女子シングルス1回戦が行われ、第16シードの
C・ガルシア(フランス)が元世界ランク1位の
大坂なおみを6-4, 7-6 (7-2)のストレートで破り、2年連続8度目の初戦突破を果たした。試合後の会見でガルシアは「このコートでナオミとプレーするのはいつも特別」と語った。
>>西岡 良仁、ジョコビッチら全豪オープン組合せ<<>>シフィオンテク、サバレンカら全豪オープン組合せ<<30歳で世界ランク19位のガルシアが全豪オープンに出場するのは12年連続13度目であり、最高成績は2018年と昨年に記録した4回戦進出となっている。
一方、2019年と2021年の全豪オープン女王である26歳の大坂は、2022年の9月に行われた東レ パン パシフィック オープンテニス(日本/東京、ハード、WTA500)を最後にツアーを離脱し、昨年7月に出産。今大会で2022年8月の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)以来約1年5ヵ月ぶりの四大大会復帰を果たした。
両選手は今回が2度目の顔合わせであり、初対戦は2021年の全豪オープン2回戦。当時は大坂が6-2,6-3のストレートで勝利していた。
1回戦の第1セット、立ち上がりから互いにサービスキープを続けるとガルシアは第5ゲームでブレークに成功。第7ゲームで2度のブレークポイントを握られるも全て凌ぎ先行する。
続く第2セット、両者ともに質の高いサービスゲームを披露。相手にブレークポイントを与えずタイブレークに突入する。タイブレークではガルシアが3度のミニブレークを奪い、1時間26分で勝利した。
試合後の会見でガルシアは「間違いなく幸せだと感じている。素晴らしい雰囲気だったわ。私にとって初めてのナイトセッション。いつもと違う感じだった。このコートでナオミとプレーするのはいつも特別よ。これは忘れられない試合になるだろうね。それが私がテニスをする理由でもある」とコメント。
「正直、(大坂との)前回の試合はほとんど覚えていないわ。何人かの記者に聞かれたけど、ほとんど記憶がないの。15ヵ月もコートを離れて、しかも6ヵ月前に出産した。彼女が復帰して大会に出場しているということは、準備ができていると感じていて、また何か大きなタイトルを獲りに行こうという意欲があるということだと思う」
「彼女のボールは重いし、サーブもフォアハンドも重い。本当に準備をしないといけないね。彼女が戻ってきたのは素晴らしいこと。ここ数年、テニスに多くのことをもたらしてくれたし、彼女自身には苦労もあった。彼女にとって良い結果になることを願っているわ」
勝利したガルシアは2回戦で、同69位の
M・フレッチ(ポーランド)と対戦する。フレッチは1回戦でワイルドカード(主催者推薦)で出場した同152位の
D・サビル(オーストラリア)を下しての勝ち上がり。
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