テニスの全仏オープン（フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム）は６日、男子車いすテニスのシングルス１回戦が行われ、第２シードの小田凱人が荒井大輔を6-1, 6-4のストレートで破って初戦突破を果たすとともに、ベスト８進出を決めた。

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今年１月の全豪オープン（オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム）では四大大会で初めて決勝に進出した１７歳の小田。同大会ではＡ・ヒューエット（イギリス）に敗れ準優勝に終わったものの、今大会は初のタイトル獲得を目指している。

この試合、小田はファーストサービスが入ったときに７３パーセントの確率でポイントを獲得。荒井に５度のブレークチャンスを与えたもののこれをすべて凌ぎ切った。リターンゲームでは９度のブレークチャンスのうち３度ブレークに繋げ、１時間１７分で８強入りを決めた。

小田は準々決勝でＲ・スパーゲレン（オランダ）と対戦する。スパーゲレンは１回戦で眞田卓をストレートで下しての勝ち上がり。

同日には第１シードのヒューエットや第３シードのＧ・フェルナンデス（アルゼンチン）、第４シードのＪ・ジェラルド（ベルギー）らが初戦突破を決めている。

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