男子テニス最終戦のNitto ATPファイナルズ(イタリア/トリノ、室内ハード)出場をかけた「RACE TO TURIN」(最終戦出場ランキング)が31日に更新され、残り2枠の出場権争いが佳境を迎えている。
>>西岡、ナダルらパリマスターズ 組合せ<<>>西岡vsアルカラス 1ポイント速報<<11月13日から開幕するNitto ATPファイナルズは、年間の大会獲得ポイント上位8選手が出場するシーズン最後の大会。
10月31日時点で
C・アルカラス(スペイン)、
R・ナダル(スペイン)、
S・チチパス(ギリシャ)、
C・ルード(ノルウェー)、
D・メドベージェフ、
N・ジョコビッチ(セルビア)の6名の出場が決定。今年のウインブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)王者であるジョコビッチは現在同ランキング10位だが、その年のグランドスラムチャンピオンは最終戦ランキングで8位以内に入れない場合でも、20位以内であれば出場権を獲得できるため、出場が可能となった。
そして6位に位置している
F・オジェ アリアシム(カナダ)と同7位の
A・ルブレフ、同8位の
T・フリッツ(アメリカ)らが現在開催中のロレックス・パリ・マスターズ(フランス/パリ、室内ハード、ATPマスターズ)の成績次第で入れ替わる可能性があり、今週の選手の勝ち上がりが重要になってくる。
オジェ アリアシムは前週のスイス・インドア・バーゼル(スイス/バーゼル、室内ハード、ATP500)、前々週のヨーロピアン・オープン(ベルギー/アントワープ、室内ハード、ATP250)と前々週のユニクレジット・フィレンツェ・オープン(イタリア/フィレンツェ、ハード、ATP250)と3週連続でツアー制覇。ランキングで急上昇し出場権争いで有利な立場にある。
ロレックス・パリ・マスターズでは第7シードのA・ルブレフが初戦の2回戦で世界ランク47位の
J・イズナー(アメリカ)と、第8シードのオジェ アリアシムは同74位の
M・イメル(スウェーデン)と対戦する。また、フリッツは31日に行われた1回戦で同32位の
A・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)を下し初戦突破。2回戦で今大会を最後に現役を引退する元世界ランク6位の
G・シモン(フランス)と顔を合わせる。
■関連ニュース
・男女の賞金格差 19歳が疑問・フェデラー「終わりではない」・錦織 復帰は「先が見えない」■おすすめコンテンツ
・テニス体験レッスン受付中・無料ドロー作成ツール・世界ランキング