男子テニスで元世界ランク18位の
A・セッピ(イタリア)は16日にインスタグラムのストーリーを更新。前週のユニクレジット・フィレンツェ・オープン(イタリア/フィレンツェ、ハード、ATP250)か今週のテニス・ナポリ・カップ(イタリア/ナポリ、ハード、ATP250)への出場をイタリアテニス協会が許可してくれなかったと明かした。
38歳のセッピは今月13日に今シーズンでの現役引退を表明し、「遅かれ早かれ、誰にでも終わりは来るし、38歳という年齢でそれを恥じることはないと思う」とコメントを残していた。
現在は股関節の負傷の影響もあり世界ランク301位としているセッピだが、2013年には自己最高の18位を記録。2011年に1度、2012年に2度ツアーを制し、ダブルスも合わせツアータイトルを4つ保持している。
そして、今回の投稿ではイタリアで開催される2つの大会への出場を希望していたものの、ワイルドカード(主催者推薦)を受け取ることができなかったとSNSで告白した。
「僕は、プロテニス界とのお別れにフィレンツェかナポリの大会に出場したかったけど、残念ながらイタリアテニス協会は“引退する選手にワイルドカードを与えるのは無駄だ”と言って許可してくれなかった」
なお、前週のユニクレジット・フィレンツェ・オープンには予選から出場。1回戦で
M・イメル(スウェーデン)に5-7, 3-6のストレートで敗れている。
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