女子テニスの東レ パン パシフィック オープンテニストーナメント2017(東京/有明コロシアム、ハード、WTAプレミア)は20日、ダブルス準々決勝が行われ、ベスト4進出とはならなかった
穂積絵莉/
加藤未唯組は、試合後の会見で「もうちょっと個々の力を上げていきたいです」と課題を語った。
>>東レPPO 対戦表<<準々決勝、穂積/ 加藤組は4シードの
A・クレパック(スロベニア)/
MJ・マルチネス=サンチェス(スペイン)組と対戦。2度のブレークチャンスを活かせずに第1セットを落とし、続く第2セットでもリードを許す厳しい展開に。その後、反撃にかかるも一歩及ばず、3-6, 5-7のストレートで敗れた。試合時間は1時間24分。
試合について、穂積は「1回戦での良かったプレーをイメージしてやろうと話して入ったけど、上手くいかなかった。でも、0-4になっても2人で諦めず元気にプレー出来たし、未唯も凄くエネルギーを出してやってくれたので、それが私のエネルギーにもなった。最後は頑張って追い上げたんですけど、負けてしまって凄く悔しい」と振り返った。
穂積と加藤は、今年1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)女子ダブルスで、日本人のペアで史上初となるベスト4進出の快挙を達成。「えりみゆ」ペアで日本のファンにビッグニュースをもたらした。
この日も、平日であるにも関わらず多くのファンが試合を見に足を運び、穂積と加藤へ声援を送っていた。
「1回戦の時は3番コートだったんですけど、10分前くらいに満席になって、4番コートにもお客さんが入ってくれてて凄く嬉しかった。私たちもびっくりしました。今日も平日なのに、お客さんが見に来てくれるのは嬉しいです」と穂積。
続けて加藤も「あれだけの人たちの前でプレーするのは楽しいですし、このような機会を増やせていけたらなと思うのでもっと頑張りたいです」と、今後へ意気込んだ。
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