土で躍動元9位アルマグロ

男子テニスツアーのアルゼンチン・オープン（アルゼンチン/ブエノスアイレス、クレー）は８日、シングルス１回戦が行われ、元世界ランク９位のＮ・アルマグロ（スペイン）が予選勝者で世界ランク１２５位のＡ・モンタネス（スペイン）を6-3, 6-3のストレートで下し、２回戦進出を果たした。

この試合、ファーストサービスが入った時に８３パーセントの高い確率でポイントを獲得したアルマグロは１度もブレークを許さず、１時間６分で初戦突破を決めた。

２回戦では第６シードで世界ランク２４位のＦ・フォニュイーニ（イタリア）と世界ランク４５位のＦ・デルボニス（アルゼンチン）の勝者と対戦する。

現在３０歳のアルマグロはキャリア通算１２勝をあげ、世界ランキングでは９位まで上り詰めた。しかし、近年は怪我などによりランキングを落とし、２０１２年５月のニース・コート・ダジュール・オープン以来優勝から遠ざかっている。過去に獲得したタイトルはいずれも得意としているクレーコート。

また、昨年は結婚を発表している。

今大会のシード勢は第１シードにＲ・ナダル（スペイン）、第２シードにＤ・フェレール（スペイン）、第３シードにＪＷ・ツォンガ（フランス）、第４シードにＪ・イズナー（アメリカ）となっている。上位４シードは１回戦免除で２回戦からの登場。

その他にも、昨年ナダルを上回る３大会でクレー大会を制した第５シードのＤ・ティエム（オーストリア）や第８シードのＰ・クエバス（ウルグアイ）らクレーコートを得意にしている選手が出場している。

昨年は決勝でナダルがフェレールを下し、初優勝を飾った。

また、８日に行われたその他の試合では第７シードのＡ・ドルゴポロフ（ウクライナ）がＤ・シュワルツマン（アルゼンチン）にフルセットで敗れ初戦敗退となった。