男子テニスツアーの下部大会であるサバンナ・チャレンジャー(アメリカ/サバンナ、クレー、賞金総額50,000ドル、優勝賞金7,200ドル)は21日、シングルス1回戦が行われ、第8シードの
西岡良仁(日本)が元世界ランク15位で32歳の
R・ジネプリ(アメリカ)を6-4, 6-1のストレートで下し、2回戦進出を決めた。
この試合、西岡良仁はファーストサービスが入った時に67パーセントの確率でポイントを獲得し、ジネプリのサービスゲームを7度のブレークチャンスから5度ブレークに成功して1時間10分で勝利をものにした。
2回戦で西岡良仁は、
J・マクジー(アイルランド)と対戦する。
西岡良仁は、2月に行われたデルレイ・ビーチ・オープンで、予選3試合を勝ち抜いてグランドスラム以外ではATPツアー初の本戦入りを果たし、本戦では1回戦で世界ランク133位の
I・セイスリン(オランダ)、2回戦では
M・マトセビッチ(オーストラリア)を破り、ツアー初のベスト8進出を果たした。
《西岡良仁 ツアー初8強果たす》先日行われたサラソータ・チャレンジャーでは、
F・デルボニス(アルゼンチン)に敗れて初戦敗退となっていた。
一方、敗れた32歳ベテランのジネプリは、現在世界ランク263位だが自己最高ランクは2005年12月に記録した15位。
2005年の全米オープンでは、準決勝で
A・アガシ(アメリカ)に敗れるもグランドスラム初のベスト4進出を果たしている実力者で、2010年9月に起こしたバイク事故のため左腕を手術。2011年6月に復帰を果たしたが、現在はツアー大会の予選、チャレンジャー大会などに出場している。
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