快進撃の若手２選手らが対戦

テニスのグランドスラムである全仏オープン（フランス/パリ、レッドクレー）は３日、女子シングルス準々決勝が行われ、第７シードのＭ・シャラポワ（ロシア）とＧ・ムグルサ（スペイン）が対戦する。

両者は、２０１３年のBNLイタリア国際女子で１度だけ対戦しており、今回が２度目となる。前回の対戦は、シャラポワが勝利している。

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世界ランク８位のシャラポワは、過去の同大会２０１２年にタイトルを獲得して生涯グランドスラムを達成していた。また、昨年は決勝戦で女王Ｓ・ウィリアムズ（アメリカ）に敗れて準優勝となっていた。

２０歳のムグルサは、今大会１回戦で第１シードのセリーナを破る活躍を見せ、準々決勝でシャラポワとの対戦となった。

両者の試合は、日本時間６月３日の第１試合に組まれており、２１時から開始予定。

一方、同日に女子シングルス準々決勝が行われ、第１４シードのＣ・スアレス・ナバロ（スペイン）と第１８シードのＥ・ブシャール（カナダ）が対戦する。

今大会直前にドイツはニュルンブルグ大会でツアー初優勝を飾った２０歳のブシャールは、現在９連勝中と好調を続けており、全豪オープンに次ぐグランドスラム２大会連続でのベスト４入りを目指している。

テニス界のレジェンドと言われるＭ・ナブラチロワ（アメリカ）も彼女に注目しており「まだ彼女（ブシャール）からそこまでの情熱は感じていない。あまり見せない選手もいるけど、でも彼女がこの大会で勝ったら、最高のダンスを見せてくれると思う。」と冷静なブシャールを分析しつつ、優勝の可能性も示唆するコメントをした。

今回ブシャールは、１回戦でＳ・ペア（イスラエル）、２回戦でＪ・ゴルゲス（ドイツ）、３回戦でＪ・ラーソン（スウェーデン）、４回戦で第８シードのＡ・ケルバー（ドイツ）を下しての勝ち上がりとなっている。

今年の全豪オープンでも快進撃を見せており、準決勝でＮ・リー（中国）に敗れるもグランドスラム初のベスト４入りを果たしていた。今回はグランドスラム２大会連続のベスト４進出を狙う。

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両者の対戦は、日本時間６月３日に行われ、スザンヌ・ランランコートの第１試合に組まれており、２１時から開始予定となっている。