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男子テニスツアーのマスターズ大会であるBNLイタリア国際男子(イタリア/ローマ、レッドクレー)は15日、シングルス3回戦が行われ、第1シードのR・ナダル(スペイン)が第14シードのM・ヨージニ(ロシア)を6-7 (4-7), 6-2, 6-1の逆転で下し、準々決勝進出を決めた。
両者は過去に14度対戦しており、今回は15度目の対戦となった。ナダルはヨージニとの対戦成績を11勝4敗とした。
この試合、ナダルはファーストサービスが入った時に73パーセントの確率でポイントを獲得した。さらに、6度のブレークに成功して2時間44分のフルセット戦を制した。
第1セット、第6ゲームは両者サービスゲームキープのシーソーゲームとなった。第7ゲームでナダルがはじめてのブレークに成功。その後、ゲームカウント5-3とリードした。しかし、ヨージニに1度ブレークを許し、3ゲーム連取されてゲームカウント5-6と逆転された。両者はこのままタイブレークに入り、第1セットはヨージニが先取した。
続く第2セットは、ナダルが厳しいストロークと粘り強いプレーをみせつけた。このセットをゲームカウント6-2で取り返し、最終セットは1度もブレークチャンスを与えないサービスゲームを展開し、逆転でナダルが勝利した。
準々決勝でナダルは、第7シードのA・マレー(英国)と対戦する。
世界ランク1位のナダルは過去同大会で、2005・2006・2007・2009・2010・2012・2013年と7度のタイトルを飾っており、昨年は決勝でR・フェデラー(スイス)に快勝し、2連覇を決めた。今回は3連覇と8度目のタイトル獲得を狙う。
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また、先日のマスターズ大会であるムチュア・マドリッド・オープン男子で優勝しており、今回はマスターズ2大会連続優勝も狙う。
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