- 国内最大の総合テニス専門サイト テニス365 - 錦織圭、フェデラー、ナダル、ジョコビッチなどテニスニュース満載。全豪オープン、ウィンブルドン、全仏オープン、全米オープンなどテニス大会特集も!

- 国内最大の総合テニス専門サイト -

HOMEニュースTOP今日のニュース(一覧)今日のニュース(詳細)

7度優勝フェデラーにまさかの波乱「こんな結果は望んでいない」<ウィンブルドン>

テニスのグランドスラムであるウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝)は26日、男子シングルス2回戦が行われ、これまで今大会で実に7度の優勝を誇り、ディフェンディング・チャンピオンとして臨んでいた第3シードのR・フェデラー(スイス)S・スタコフスキ(ウクライナ)に、7-6 (7-5), 6-7 (5-7), 5-7, 6-7 (5-7)の逆転で敗れた。

フェデラーがグランドスラムでベスト8を前に敗れるのは2004年の全仏オープン以来で、その時は3回戦でG・クエルテン(ブラジル)に敗れた。またフェデラーが3回戦を前に敗退するのは、グランドスラムでは全仏オープン初戦で敗れた2003年以来10年ぶり、ウィンブルドンでは初戦敗退した2002年以来11年ぶりの事となった。

「パニックになる必要はないよ。それは明確さ。ただ練習に励んで、更に強くなって戻って来るまでさ。シンプルなものだよ。たまには難しい時もあるけど、これまでも気分転換は上手く出来た方なんだ。今後のツアーへ気持ちを切り替えるよ。夏のハードコート・シーズンや、シーズン終盤も良いものにしたい。もちろん、この大会でこんな結果は望んではいなかったけどね。」と、フェデラーは現実をしっかり受け止めていた。

「今後まだ何年もプレーを続けるつもりなんだ。これまでグランドスラムでは36大会も連続でベスト8以上の成績を残しながら、突然こんなに早く敗退してしまうと、人々に何かが違ってきたのではないかって思われるのは自然な事さ。」

順当に勝ち進んだ場合、フェデラーとR・ナダル(スペイン)は準々決勝で対戦する可能性があったが、両者は3回戦を前に敗退したため、その対決は実現しなかった。

「準々決勝で自分とナダルの対戦を期待していたかもしれない。2人とも大会を去る事になってしまって、落胆させてしまったかもしれない。でも、そんな期待は同じドローにいる他の選手達へ失礼に当たる場合もある。今後はそんな期待はするべきではないね。」

「今は失望とか落胆とか言われるかもしれない。それでも8カ月前のツアー最終戦で最高のプレーをしたし、今年の全豪オープンでもそうだった。もうちょっと、自分に流れさえあれば、違う結果になっていただろう。全体的には自分のプレーがそこまで悪かった訳ではない。」

「シーズンだってまだ終わっていないし、まだ中盤なんだ。まだまだツアーは残っている。今後の大会でこのシーズンを良いものとして終われるようにしたい。」と、今後のシーズンへの思いを語った。

そして、対戦相手のスタコフスキに対して「彼(スタコフスキ)があのプレーをしてくるのはわかっていた。あれが彼の戦術だったと思う。勝利するには、立てた戦術をしっかりプレー出来て、ビッグサーブをしっかり打って、十分なフットワークを使う事が出来たら、加えてブレークに必要な良いリターンが時にはする必要がある。」

「まさしく、彼はそれをしっかりしてきたんだ。そんな彼のプレーには脱帽させられたよ。今後、サーブ&ボレーをするつもりはないけど、将来はそれを多用する選手が現れて欲しいね。」と、称賛していた。

「ある時は、トップ選手達を倒す事は不可能だと思われる時期もあると思う。でも、今はそれがちょっと起きている時なんだ。それには嬉しくも思っている。選手達が大きな舞台でトップ選手を倒せる事をね。そんな気持ちは大切だと思う。今は10代の選手はなかなか見られない。」

「だから、今大会で見られるような選手達が上位選手から金星を飾る必要がある。しなければならない事は、全力でぶつかって、プロフェショナルになって、一生懸命練習して、正しい事をする必要があるんだ。ランキングの低い選手達も、それが出来る事を願うよ。」と、今の選手達への思いも加えた。

《ウィンブルドン 男女対戦表》


■関連記事■

《大番狂わせ、ナダルに続きフェデラーも<ウィンブルドン>》

《引退についてフェデラー「それは突然訪れる」》

《ナダルがプロ転向以来初の初戦敗退、2年連続の大波乱<ウィンブルドン>》

《誤解についてフェデラー「これ以上、話はしたくない」》

《「優勝の瞬間を味わいたい」フェデラーが完璧な1回戦<ウィンブルドン>》

■関連動画■

《錦織がフェデラーから大金星!ATP男子ツアーマガジン Vol.171》

《フェデラーがスリル満点なイベントに参加!ATP男子ツアーマガジン Vol.169》

この日行われた試合結果は以下の通り。

D・ブラウン(ジャマイカ) vs. ●L・ヒューイット(オーストラリア), 6-4, 6-4, 6-7, 6-2
V・トロイキ(セルビア) vs. ●A・クズネツォフ(ロシア), 6-4, 6-3, 6-4
J・アイズナー(アメリカ)(18) vs. ○A・マンナリノ(フランス), 1-1 (途中棄権)
J・ヤノヴィッツ(ポーランド)(24) vs. ●R・シュティエパネック(チェコ共和国), 6-2, 5-3 (途中棄権)
J・ベネトー(フランス)(31) vs. ○F・ベルダスコ(スペイン), 6-7, 6-7, 4-6
M・ヨージニ(ロシア)(20) vs. ●V・ポスピシル(カナダ), 6-2, 6-7, 7-6, 3-6, 6-4
B・ペール(フランス)(25) vs. ●S・ロバート(フランス), 6-4, 7-5, 6-4
N・アルマグロ(スペイン)(15) vs. ●G・ルファン(フランス), 7-5, 6-7, 6-3, 6-4
JW・ツォンガ(フランス)(6) vs. ○E・ガルビス(ラトビア), 6-3, 3-6, 3-6, 0-0 (途中棄権)
S・ダルシス(ベルギー) vs. ○L・クボット(ポーランド) (途中棄権)
J・メルツァー(オーストリア) vs. ●J・ライスター(ドイツ), 3-6, 7-6, 7-6, 6-2
A・マレー(英国)(2) vs. ●ルー・イェンスン(台湾), 6-3, 6-3, 7-5
T・ロブレド(スペイン)(32) vs. ●N・マウー(フランス), 7-6, 6-1, 7-6
J・モナコ(アルゼンチン)(22) vs. ●R・ラム(アメリカ), 5-7, 6-2, 6-4, 6-2
●R・フェデラー(3) vs. ○S・スタコフスキ, 7-6, 6-7, 5-7, 6-7
M・チリッチ(クロアチア)(10) vs. ○K・ド=シェッパー(フランス) (途中棄権)

(2013年6月27日21時22分)

Facebookでニュースコメントを投稿

>> テニス365公式Facebookページ
その他のニュース

6月7日

上地結衣 全仏OP優勝、四大大会10度目V (19時24分)

【告知】小田凱人vsヒューエット (18時04分)

【告知】サバレンカvsガウフ (14時14分)

田畑遼 全仏Jr決勝進出ならず (11時47分)

大坂なおみ 9日開幕芝大会を欠場 (9時16分)

アルカラス戦「楽しいし楽しくない笑」 (8時25分)

敗退ジョコビッチ「最後かも」 (7時30分)

ジョコ 全仏OP決勝進出ならず (5時32分)

シナー、ジョコ破り全仏OP決勝へ (5時29分)

【1ポイント速報】全仏OP男子シングルス準決勝 (0時50分)

アルカラス 全仏OP2連覇に王手 (0時23分)

6月6日

穂積絵莉ペア 全仏OP準決勝敗退 (23時32分)

上地結衣 激闘制し全仏OP決勝進出 (22時44分)

【1ポイント速報】穂積絵莉ペア 全仏OP準決勝 (22時16分)

ジャパンOP 一部無観客開催に波紋 (21時24分)

小田凱人 全仏OP3連覇に王手 (20時07分)

【1ポイント速報】小田凱人vsデ ラ プエンテ (19時30分)

世界1位「決勝のような気持ちだった」 (8時43分)

田畑遼 四大大会ジュニア初の4強 (7時12分)

完勝で3年ぶり全仏OP決勝進出 (2時09分)

【1ポイント速報】全仏OP女子シングルス準決勝 (1時00分)

”全仏OP女王”敗退 4連覇ならず (0時41分)

世界1位 全仏OP女王撃破し初V王手 (0時32分)

6月5日

四大大会混合複で2度目V (22時03分)

小田凱人 全仏OP4強、3連覇へあと2勝 (19時54分)

上地結衣 2年ぶり全仏OP4強 (19時17分)

【1ポイント速報】小田凱人vsカベルサスチ (18時00分)

田畑遼 第4シード下し全仏Jr8強 (12時04分)

ジョコビッチは「過小評価されてる」 (9時43分)

ジョコ「僕は四大大会で力を発揮する」 (8時37分)

ジョコ 全仏OP4強、世界1位と激突へ (6時52分)

【1ポイント速報】全仏OP男子シングルス準々決勝 (6時00分)

高額賞金 世界361位が全仏OP4強で獲得 (5時32分)

シナー 曲者圧倒し全仏OP4強 (1時09分)

【動画】シナーがジョコビッチ破り全仏OP初の決勝進出!勝利の瞬間! (0時00分)

6月4日

世界361位 再び大金星で全仏OP4強 (22時55分)

穂積絵莉ペア 全仏OP4強入り (20時52分)

【1ポイント速報】穂積絵莉ペア 全仏OP準々決勝 (20時45分)

世界2位 逆転勝ちで全仏OP4強 (20時24分)

「映えテニス」日韓女子戦 日本初開催 (10時58分)

【密着動画】第3回日韓交流戦、全部お見せします!!【テニス女子サークル】【in佐賀】 (10時52分)

田畑遼 全仏OPジュニアで単16強・複8強 (9時59分)

ボール蹴り線審直撃も失格ならず物議 (8時13分)

世界7位 初の全仏OP4強 (6時39分)

アルカラス 難敵に完勝で全仏OP4強 (5時44分)

←ニューストップへ
←前のページに戻る
ウインザーラケットショップ

>>動画をもっと見る<<




テニスの総合ポータルサイトテニス365
テニスのことならテニス365へ。テニスの総合ポータルサイトテニス365はテニス用品の通販やテニスニュースからテニスコート、テニススクールなどのテニス施設を探す方まで、便利なテニスの総合ポータルサイト、テニス情報の検索サイトです。プレイスタイルやテニス歴など、テニス用品を様々な角度から探すこともできます。テニスの総合ポータルサイトをお探しなら、テニスニュースやテニス施設の情報が豊富なテニスの総合ポータルサイトのテニス365をお使いください。テニスの総合ポータルサイトのテニス365であなたのテニスをもっと楽しく!