- 国内最大の総合テニス専門サイト テニス365 - 錦織圭、フェデラー、ナダル、ジョコビッチなどテニスニュース満載。全豪オープン、ウィンブルドン、全仏オープン、全米オープンなどテニス大会特集も!

- 国内最大の総合テニス専門サイト -

HOMEニュースTOP今日のニュース(一覧)今日のニュース(詳細)

クレイバノワが復帰戦を白星で飾る◇ソニー・エリクソン・オープン女子

女子テニスツアーのソニー・エリクソン・オープン女子(アメリカ/マイアミ、賞金総額482万8050ドル、ハード)は20日に初日を迎えシングルス1回戦12試合が行われ、ガンを克服して主催者推薦で出場したA・クレイバノワ(ロシア)J・ラーソン(スウェーデン)を2-6, 6-3, 6-2の逆転で下し、復帰戦を白星で飾った。

第1セットでは、クレイバノワは第1サーブが49%しか入らず5本のダブルフォルトを犯すなど、約10ヶ月ぶりの試合のためか安定したプレーが出来ず、あっさりそのセットをラーソンに奪われてしまう。

しかし第2セットに入ると自身のサービスゲームでは約67%の確率でポイントを獲得し1度もブレークポイントさえ与えず、逆にラーソンから初めてブレークを奪いそのセットを奪い返した。

昨年2月には自己最高位20位を記録したクレイバノワは、徐々に本来の調子を取り戻すと、第3セットでは2度のブレークを奪い一気に5-1とリード。続くラーソンのサーブでは0-40と3本のマッチポイントを握った。しかし粘るラーソンはそのゲームをキープし、続くクレイバノワのサーブでブレークポイントを握ったが、地力に勝るクレイバノワは4度目のマッチポイントを決めてゲームセット。

昨年5月にホジキンリンパ腫と言う悪性のリンパ腫だと診断されたクレイバノワ。その後はイタリアの病院で化学療法を受けて治療に専念。徐々に病魔が消え去り、昨年12月に受けた最後の検査で復帰へのゴーサインが出ると、アメリカはフロリダへ渡り、今大会での復帰へ照準を合わせて練習とトレーニングに励んでいた。

「今日は勝つ事が出来て本当に嬉しいです。試合をとても楽しむ事が出来ました。勝てなかったら怒りが込み上げてしまうような気分ではありませんでした。試合やテニスへの色々な思いが本当に最高で、そんな感情を一番恋しく思っていたのです。」と、コートに立った気持ちを語っていた。

「普通の状態でいる他の選手達は1回戦を勝っただけかも知れませんが、私にとって心の中ではとても感慨深いものでした。そしてコートサイドで観ていてくれたコーチや友人達も同じ気持ちだと思います。」

「第1セットを落としても、前向きな気持ちに徹して、頑張り続けたのです。勝てなくても良いとも思っていました。なぜなら自分自身を楽しんでいたからです。だからあそこまで頑張って逆転する事ができたのだと思います。」とクレイバノワは試合を振り返っていた。

クレイバノワは2回戦で第22シードのM・キリレンコ(ロシア)と対戦する。今大会ではシード選手32名全員が1回戦を免除されているため、キリレンコは2回戦からの登場。

同じく主催者推薦で出場で19歳のH・ワトソン(英国)がS・シルステアを6-3, 3-6, 7-6 (7-4)の接戦の末に下し、初戦突破を果たした。

昨年9月には世界ランク87位を記録するなど、躍進のシーズンとなったワトソンだったが、オフシーズン中に足首を負傷。シーズン開幕から試合に臨むも、WTA大会の本戦で勝利を飾る事は出来ずにいた。

この日のワトソンは、世界ランク48位と格上のシルステアに勝敗が決まる第3セットで0-5と大きくリードを奪われ、崖っぷちに立たされた。しかしそこから猛反撃に出たワトソンは、そのセットをタイブレークへと持ち込むと、2時間12分の接戦を制して昨年9月以来となるWTA大会本戦での勝利を飾った。

「彼女(シルステア)は第3セットの5-0まで本当に良いプレーをしていました。ただ前を向いて戦い続けました。目の前のポイントだけに集中していました。挽回する途中でもマッチポイントも握られていましたが、落ち着いてプレーする事に心掛け、それが良い方向へ向いたのです。」とワトソンは反撃に出た時の気持ちを語っていた。

2回戦でワトソンは第27シードのL・サファロバ(チェコ共和国)と対戦する。

この日行われたその他の1回戦の結果は以下の通り。

S・チャン(中国) ○-× E・バルタチャ(英国), 6-7 (5-7), 6-3, 6-2
L・ドミンゲス=リノ(スペイン) ○-× B・ヨバノフスキ(セルビア), 6-3, 6-3
T・ピロンコバ(ブルガリア) ○-× P・マーティク, 6-3, 6-2
E・マカロバ(ロシア) ○-× J・ドキッチ(オーストラリア), 6-1, 7-5
M・イラコビッチ(ニュージーランド) ○-× M・ヨハンソン(フランス), 4-6, 6-4, 6-4
A・タチシュビリ(グルジア) ○-× T・パスゼック(オーストリア), 6-4, 4-3 途中棄権
M・バーテル(ドイツ) ○-× G・アーン(ハンガリー), 6-1, 6-0
鄭潔 ○-× L・フラデカ(チェコ共和国), 6-1, 6-4
S・ハレプ(ルーマニア) ○-× C・スアレス・ナバロ(スペイン), 6-7 (5-7), 6-3, 6-3
C・シーパース(南アフリカ) ○-× I・C・ベグ(ルーマニア), 3-6, 6-3, 6-0

今大会の上位シードは、今季ここまで23試合負け無しのV・アザレンカ(ベラルーシ)が第1シード。第2シードにM・シャラポワ(ロシア)、第3シードにP・クヴィトバ(チェコ共和国)、第4シードにC・ウォズニアキ(デンマーク)、第5シードにA・ラドワンスカ(ポーランド)、第6シードにS・ストザー(オーストラリア)、第7シードにM・バルトリ(フランス)、第8シードにN・リー(中国)と続く。

また日本からは森田あゆみ(日本)クルム伊達公子(日本)が本戦にエントリーしており、森田は主催者推薦のG・ムグルザ=ブランコと、クルム伊達も主催者推薦で出場で元世界ランク1位のV・ウィリアムズ(アメリカ)と、現地水曜日の1回戦で対戦する。

またクルム伊達はチャンとのペアーでダブルスにもエントリーしており、1回戦でV・キング(アメリカ)/M・ニクルスク(ルーマニア)組と対戦する。

今大会の予選には土居美咲(日本)が出場しており、月曜日に行われた予選1回戦で予選第2シードのA・ケタボング(英国)を6-4, 6-3で、この日行われた予選最終ラウンドでは予選第16シードのA・ルス(オランダ)を7-6 (7-4), 6-2といずれもストレートで下し本戦入りを決めた。

本戦1回戦で土居は、S・ソレル=エスピノーサ(スペイン)と対戦する。

今大会の優勝賞金はシングルス71万2000ドル、ダブルス24万1010ドル。

(2012年3月21日12時44分)

その他のニュース

6月7日

【速報中】サバレンカvsガウフ (22時34分)

小田凱人「10連覇目指す」 (22時31分)

小田凱人 全仏OP3連覇達成 (21時51分)

【1ポイント速報】車いすテニス男女決勝 (20時05分)

上地結衣 全仏OP単複制覇「嬉しい」 (19時56分)

上地結衣 全仏OP優勝、四大大会10度目V (19時24分)

田畑遼 全仏Jr決勝進出ならず (11時47分)

大坂なおみ 9日開幕芝大会を欠場 (9時16分)

アルカラス戦「楽しいし楽しくない笑」 (8時25分)

敗退ジョコビッチ「最後かも」 (7時30分)

ジョコ 全仏OP決勝進出ならず (5時32分)

シナー、ジョコ破り全仏OP決勝へ (5時29分)

【1ポイント速報】全仏OP男子シングルス準決勝 (0時50分)

アルカラス 全仏OP2連覇に王手 (0時23分)

6月6日

穂積絵莉ペア 全仏OP準決勝敗退 (23時32分)

上地結衣 激闘制し全仏OP決勝進出 (22時44分)

【1ポイント速報】穂積絵莉ペア 全仏OP準決勝 (22時16分)

ジャパンOP 一部無観客開催に波紋 (21時24分)

小田凱人 全仏OP3連覇に王手 (20時07分)

【1ポイント速報】小田凱人vsデ ラ プエンテ (19時30分)

世界1位「決勝のような気持ちだった」 (8時43分)

田畑遼 四大大会ジュニア初の4強 (7時12分)

完勝で3年ぶり全仏OP決勝進出 (2時09分)

【1ポイント速報】全仏OP女子シングルス準決勝 (1時00分)

”全仏OP女王”敗退 4連覇ならず (0時41分)

世界1位 全仏OP女王撃破し初V王手 (0時32分)

6月5日

四大大会混合複で2度目V (22時03分)

小田凱人 全仏OP4強、3連覇へあと2勝 (19時54分)

上地結衣 2年ぶり全仏OP4強 (19時17分)

【1ポイント速報】小田凱人vsカベルサスチ (18時00分)

田畑遼 第4シード下し全仏Jr8強 (12時04分)

ジョコビッチは「過小評価されてる」 (9時43分)

ジョコ「僕は四大大会で力を発揮する」 (8時37分)

ジョコ 全仏OP4強、世界1位と激突へ (6時52分)

【1ポイント速報】全仏OP男子シングルス準々決勝 (6時00分)

高額賞金 世界361位が全仏OP4強で獲得 (5時32分)

シナー 曲者圧倒し全仏OP4強 (1時09分)

【動画】小田凱人 全仏OP3連覇達成!歓喜の瞬間! (0時00分)

【動画】シナーがジョコビッチ破り全仏OP初の決勝進出!勝利の瞬間! (0時00分)

6月4日

世界361位 再び大金星で全仏OP4強 (22時55分)

穂積絵莉ペア 全仏OP4強入り (20時52分)

【1ポイント速報】穂積絵莉ペア 全仏OP準々決勝 (20時45分)

世界2位 逆転勝ちで全仏OP4強 (20時24分)

「映えテニス」日韓女子戦 日本初開催 (10時58分)

【密着動画】第3回日韓交流戦、全部お見せします!!【テニス女子サークル】【in佐賀】 (10時52分)

田畑遼 全仏OPジュニアで単16強・複8強 (9時59分)

ボール蹴り線審直撃も失格ならず物議 (8時13分)

世界7位 初の全仏OP4強 (6時39分)

アルカラス 難敵に完勝で全仏OP4強 (5時44分)

←ニューストップへ
←前のページに戻る
ウインザーラケットショップ

>>動画をもっと見る<<




テニスの総合ポータルサイトテニス365
テニスのことならテニス365へ。テニスの総合ポータルサイトテニス365はテニス用品の通販やテニスニュースからテニスコート、テニススクールなどのテニス施設を探す方まで、便利なテニスの総合ポータルサイト、テニス情報の検索サイトです。プレイスタイルやテニス歴など、テニス用品を様々な角度から探すこともできます。テニスの総合ポータルサイトをお探しなら、テニスニュースやテニス施設の情報が豊富なテニスの総合ポータルサイトのテニス365をお使いください。テニスの総合ポータルサイトのテニス365であなたのテニスをもっと楽しく!