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(アメリカ、ニューヨーク州フラッシング)
英雄A・アガシ(アメリカ)の感動的な現役最終戦から一夜明けたUSオープン8日目、男子シングルス4回戦が行われ、第2シードR・ナダル(スペイン)がJ・ノヴァーク(チェコ共和国)を6-1, 7-6(7-3), 6-4のストレートで下し、今大会初の8強入りを果たした。
ナダルは、当初土曜日に予定されていた3回戦が雨で日曜に順延となったため、今日は2日連続の試合となったが、疲れを全く感じさせないエネルギー溢れるプレーを披露した。今年は全仏オープン2連覇を達成し、その直後7月のウィンブルドンでも初めて決勝戦へ進出する成長ぶりを見せたナダルは、長いラリーのほとんどで主導権を握る試合内容で、ノヴァークから4度のブレークを奪った。
今大会ナダルはドローに恵まれており、これまでシード選手との顔合わせがない。準々決勝でも第6シードのT・ロブレド(スペイン)を6-2, 6-0, 6-1で倒したノーシードのM・ヨージニ(ロシア)との対戦となる。両者これまでの対戦成績はナダルの3勝1敗。
その他、連日の雨でスケジュールが遅れていた3回戦の2試合が行われ、2000年の覇者、M・サフィン(ロシア)が第26シードのO・ロクス(ベルギー)を6-3, 6-2, 6-3のストレートで破った。昨日D・ナルバンディアン(アルゼンチン)とフルセットの死闘を行ったばかりのサフィンだが、この日は打って変わって冷静で時に冷徹なまでに一方的に試合を進め、わずか90分で試合に決着をつけた。
また第14シードのT・ハース(ドイツ)は第18シードのR・ジネプリ(アメリカ)に7-6(7-1), 6-4, 3-6, 3-6, 7-6(7-1)の接戦を制して勝ち上がっている。4回戦ではサフィンと顔を合わせる。二人はこれまで2勝2敗で、最後に顔を合わせたのは2002年の全豪オープン。
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