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(アメリカ、ニューヨーク州フラッシング)
USオープン7日目は、前日の雨で全試合が順延された影響で、スケジュール過密気味の中、男子シングルス3回戦で多くの注目試合が行われた。
アーサー・アシュ・スタジアムの第1試合では、A・アガシ(アメリカ)がベンヤミン・ベッカー(ドイツ)の挑戦に敗れ、現役最終試合となったが、その後、第2シードR・ナダル(スペイン)、第9シードA・ロディック(アメリカ)、第15シードのL・ヒューイット(オーストラリア)らが4回戦進出を決めた。
第22シードのF・ベルダスコ(スペイン)との対戦となったロディックは、6-7(5-7), 6-3, 6-4, 6-7(4-7), 6-2のフルセットの末に勝った。ウィナーの数でこそベルダスコの78に比べ46と少なかったロディックだが、今大会は初戦から総じてエラーが少なく、この日の試合でも相手の65に対し29と、安定したプレーが勝利に結びついているようだ。
4回戦では、アガシを破ったベッカーと対戦する。
ナダルはW・ムーディ(南アフリカ)に6-4, 7-6 (7-5), 7-6 (7-4) のストレート勝ちでUSオープン初の4回戦進出を決めた。そこではベスト8入りを掛けて、J・ノヴァーク(チェコ共和国)と対する。
ヒューイットはN・ジョコビッチ(セルビア)を相手に、最初はスローな出だしだったが、第1セット3-3からブレークを決め、トレードマークである「C'mon!」を発すると、それからは一方的な展開で、結果6-3, 6-1, 6-2で若手の挑戦を封じ込めた。
4回戦では、この日M・キウディネッリ(スイス)を7-6(7-2), 6-3, 2-6, 7-6(7-2)で下した第25シードR・ガスケ(フランス)と対戦する。順当に勝てば準々決勝ではロディックと激突する。
イギリスきっての若手ホープ第17シードのA・マレー(英国)も第10シードF・ゴンサレス(チリ)を6-3, 3-6, 2-6, 6-3, 6-2のシーソーゲームの末に下した。4回戦では、N・ダビデンコ(ロシア)と対戦する。
その他上位シード勢では、第6シードT・ロブレド(スペイン)、第12シードT・ベルディフ(チェコ共和国)らが勝ち進んでいる。
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