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ウィンブルドン最終日◇王者フェデラー4連覇

(イギリス、ウィンブルドン)

2006年ウィンブルドンの大会最終日となった日曜日、男子シングルス決勝が行われ、世界ランキング1位で第1シードのR・フェデラー(スイス)が同2位で第2シードのR・ナダル(スペイン)を6-0, 7-6 (7-5), 6-7 (2-7), 6-3で下し、見事栄冠を獲得した。
フェデラーは、B・ボルグ(スウェーデン)P・サンプラス(アメリカ)に続き、オープン化以降ウィンブルドンで4連覇を達成した3人目の選手となった。また芝のコートでの連勝記録を前人未到の48に伸ばした。また、ナダルに対してもここ5連敗しており、久々の名誉挽回となった。

フェデラーは優勝セレモニーでのインタビューで、「ついにやったよ。信じられない素晴らしい気分だね。ドローを見たときは厳しいかなと思ったし、皆の期待に応えられるかどうか分からなかった。でも何とかここまで来られて、決勝でまたラファエル(ナダル)とプレーができてよかったと思う。」と、会心の笑みで喜びを語った。
また、「ボルグとサンプラスはテニスのヒーローだし、この大会はテニス界で最も重要な大会。そのような大会で4連覇できたことは無類の喜びだし、また来年も戻ってきて5連覇に挑戦したい。」と力強く語った。

試合は、フェデラーが一方的なスタートを切ったにも関わらず、大方の予想通り、簡単には行かなかった。ナダルはこれまでフェデラーと7度対戦し6勝しており、先月の全仏オープン決勝でも勝利していた。

フェデラーは第1セットをわずか24分で奪取した。80ゲーム連続でキープしていたナダルのサービスゲームを第2ゲームでブレークすると、第4、第6ゲームでもブレークを重ね、最後はバックハンドのクロスのエースで第1セットを締めくくった。

フェデラーは、ナダルとの全仏オープンの決勝で、第1セットを6-1で奪ったものの、第2セットの第1ゲームでブレークされ、結局逆転で敗れている。今回も同様に第2セットの最初のサービスゲームでブレークされ、第4ゲームのブレークポイントも生かせずブレーク失敗に終わったが、第10ゲームでようやくブレークすると、第2セットを振り出しに戻し、タイブレークへと突入した。
ナダルは、タイブレークで一時3-1とリードするが、その後の5ポイントを連続でフェデラーが奪い、逆に6-3でフェデラーにセットポイント。粘るナダルはその後の2ポイントを奪い6-5まで戻すが、最後はフォアのリターンがネットにかかり、フェデラーが第2セットも奪取した。

第3セットは両者サービスキープが続き、第2セット同様タイブレークに突入。フェデラーがバックハンドのパッシングショットを決め2-2となるが、その後の5ポイントを連続してナダルが奪い、第3セットはナダルが奪い返した。セットポイントでフェデラーのフォアハンドがアウトになると、ナダルはお得意のガッツポーズで自らを鼓舞した。一方のフェデラーは、今大会で初めてセットを落とす結果となった。

しかしフェデラーはそれで落ち込むことはなかった。第4セットの第4ゲームでナダルのサービスをブレークすると、第5ゲームをキープし、第6ゲームで再びブレーク、5-1とリードを広げる。第7ゲームではナダルがフェデラーのサーブをブレークし反撃、第8ゲームもキープすると、5-3まで盛り返す。しかし勝負の第9ゲームはフェデラーがラブゲームでしっかりキープすると、見事グランドスラム大会8度目の優勝を決めた。最後はナダルのバックハンドスライスがワイドにアウトすると、フェデラーは拳を突き上げ、頭を後ろに傾け、安堵の表情を見せた。

フェデラーは、「この試合は自分にとって極めて重要で、もし負けていたら大打撃だったと思う。ラファエルが全仏&ウィンブルドンと制覇し、自分は2大会連続準優勝となっていたわけだし。たまには、決勝でラファエルを下して勝たないとね。ウィンブルドンのコートはそれには最適のコートだ。でも、実際には試合はタフだった。これは彼がこの1年でどんなに成長したかを表していると思う。」と、ライバルに賛辞を送った。
「正直なところラファエルが決勝に来るとは思っていなかったけど、ものすごい努力を重ね、決勝に進出したことに対しておめでとうと言いたい。」

今大会では「稀に見るほど過小評価された第2シード」と言われたナダルは、1980年のボルグ以来となる全仏オープン&ウィンブルドンの2大会連続優勝の目前まで迫ったが、惜しくもそれを逃がした。しかし、今大会で3回戦以上に進んだことがなかったナダルにとって、今年のウィンブルドンは特別なものだったに違いない。
「芝のコートはあまり得意ではないけど、信じられないことに、今年最高のトーナメントを過ごすことができた。いつか必ず優勝したい。できればロジャーのような選手とは対戦せずにね。ロジャーは、このコートでは信じられないプレーを展開してくる。でも自分がいかに成長したかも実感できた。」と、20歳のナダルは芝でも自信をつけ、多くの収穫を得た。

(2006年7月10日8時23分)
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