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(フランス、パリ)
全仏オープン大会8日目の第1試合、女子シングルス4回戦が行われ、第4シードのM・シャラポワ(ロシア)が第14シードのD・サフィーナ(ロシア)に5-7, 6-2, 5-7のフルセットの末に敗れ4回戦で姿を消した。サフィーナは自身初の四大大会ベスト8進出。前哨戦のローマでS・クズネツォワ(ロシア)、E・デメンティエワ(ロシア)、K・クレイステルス(ベルギー)を破り準優勝をおさめるなど、絶好調で今大会に臨んできたサフィーナが強打で試合を支配し、「明らかに100パーセントとは言えない状態。奇跡的なことが起きて、プレーを後押ししてほしい」と体調不安を訴えていたシャラポワの夢を打ち砕いた。
この試合、まず最初にリードを奪ったのはサフィーナだった。コーナーギリギリに決まるストロークを武器に、シャラポワの強打を完全に封じ込め7-5で第1セットを先取。第4シードの意地を見せたいシャラポワは、続く第2セット、一気に反撃に転じ逆に6-2でセットを制し試合を振り出しに戻す。波に乗るシャラポワは、ファイナルセットに入っても怒涛の攻撃で一気にゲームカウント4-0と大きくリードを奪い、完全に試合を決めたかに見えたが、その後ドラマが待っていた。決して勝負を諦めないサフィーナは渾身の力を振り絞りシャラポワのボールに食らいついていくと、勝負を焦るシャラポワのミスを誘い出し逆転勝利を呼び込んでみせた。終わってみれば、サフィーナが犯した凡ミス38に対し、シャラポワは63だった。
この結果、サフィーナは準々決勝で同じくロシア勢のS・クズネツォワとベスト4をかけて対戦する。クズネツォワはF・スキアボーネ(イタリア)に1-6, 6-4, 6-4で逆転勝ちした。
その他の試合では、男子シングルスでI・リュビチッチ(クロアチア)がJ・モナコ(アルゼンチン)に4-6, 5-7, 6-3, 6-4, 6-2で2セットダウンから逆転勝利を決めた。
またジュニア部門に日本勢が登場し、第13シードの会田 翔がC・ヴィトゥーリに3-6, 5-7でストレート負けを喫して、初戦敗退に終わっている。
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