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AIGオープンテニス2007
  • 2007年大会の見所
  • 2007年大会を振り返って

AIGオープン2007年大会の見所

レイトン・ヒューイット
錦織圭
ダビッド・フェレール
リシャール・ガスケ
ヒューイット/錦織/フェレール/ガスケ

王者ロジャー・フェデラーの初来日・初優勝に沸いた2006年大会から1年。欠場のためフェデラーの連覇達成は無くなったが、たくさんの話題の選手が今年もAIGオープンを盛り上げてくれる。

今大会には元王者で同大会2001年覇者のレイトン・ヒューイットが3年ぶりに参戦する。今季からフェデラーの元コーチであるトニー・ローチ氏に師事し始めたヒューイットは、再び世界のトップを目指して、馴染みのある日本での再起にかける。

そして、今年のグランドスラムで好成績を残した2選手も登場。先日のUSオープンでラファエル・ナダルを破ってベスト4に進出したダビッド・フェレールと、ウィンブルドンでアンディ・ロディックを倒してベスト4に進んだリシャール・ガスケが、それぞれ優勝を目指す。

また、日本男子テニス界のホープとして注目を集める17歳の錦織圭も、ワイルドカードを得て国内大会に初参戦する。錦織は今季、ジュニアのトップ選手が集うルキシロン・カップで優勝し、夏のATPツアーでもベスト8に進出するなど、既に大器の片鱗を見せ始めており、今大会でも上位進出が期待される。

日本勢では、怪我から復活した鈴木貴男、今年全豪オープンで四大大会本選初出場を決めた若手トップの添田豪、ダブルススペシャリストの岩渕聡ら国内トップ選手が、地元勢として海外選手に挑戦する。

その他、トマス・ベルディフ、ドミトリー・ツルスノフら実力派が登場する。


ヴィーナス・ウィリアムズ
杉山愛
アグネス・サバイ
マリア・キリレンコ
ウィリアムズ/杉山/サバイ/キリレンコ

女子では、今年ウィンブルドンで4回目の優勝を果たしたヴィーナス・ウィリアムズが初出場する。日本でのプレーは2004年の東レPPO以来2度目のこと。

ヴィーナスのほかにも、この夏に急成長を遂げたアグネス・サバイや、同じくこの夏好調だった2005年大会ベスト4のマリア・キリレンコとサニア・ミルザも登場する。

日本勢では、過去2度の優勝を果たしている杉山愛を中心に、今季ツアー初優勝を遂げた森上亜希子、今季トップ50入りを果たした昨年ファイナリストの中村藍子、ウィンブルドンで四大大会本選初出場を果たした17歳の森田あゆみが出場する。

男子はATPツアーのインターナショナル・シリーズ・ゴールド、女子はWTAツアーのティア3となっているが、ともに見所満載の高レベルな試合が展開されることに期待したい。

AIGオープン2007年大会を振り返って

リシャール・ガスケ/ダビッド・フェレール
優勝のフェレール(右)と準優勝のガスケ(左)

AIG OPEN大会直前にディフェンディング・チャンピオンのロジャー・フェデラーが疲労のために欠場するというニュースが飛び込んできた今大会だったが、今季四大大会ベスト4のダビッド・フェレールやリシャール・ガスケ、女子ではウィンブルドン女王のヴィーナス・ウィリアムズが参戦し、見所のある大会となった。

男子決勝では、フェデラーに代わってトップシードに入ったフェレールが、インド・ムンバイの大会に続く2週連続のツアー優勝を狙うガスケを下し、スペイン人としては1975年のマヌエル・オランテス以来となるジャパン・オープン制覇を果たした。
フェレールは、「これは特別なタイトルだよ。今年の年初のオークランドに続くハードコート2勝目だし、東京の大会はビッグだからね。今日のリシャールは少し疲れていて、いつものような良いプレーが出来ていなかった。オランテス以来のスペイン人チャンピオンということだけど、素晴らしいよ。随分久しぶりだね。偉大なテニス選手らの次に、トロフィーに名前が刻まれるのは見ていて嬉しいよ。」
ガスケは、「先週の優勝の後、少し疲れていたけど、(フェレールの)プレーが素晴らしくて、僕にチャンスを与えてくれなかった。序盤がとても重要だということは分かっていたけど、彼がすぐさま僕のゲームをブレークして、難しい状況になってしまった。」とコメント。


ビルジニー・ラッツァーノ/ヴィーナス・ウィリアムズ
優勝したラッツァーノと準優勝のウィリアムズ

女子決勝では、ともに前週にツアー優勝を飾り、9連勝で決勝まで進んできたヴィーナスとビルジニー・ラッツァーノが激突。フルセットに及ぶ熱戦となったが、軍配は3本のマッチポイントをしのいだラッツァーノに上がった。
ツアー初優勝をおさめた中国・広州の大会に続く2週連続優勝を飾ったラッツァーノは、「毎ポイント、毎ゲームでベストを尽くそうとした。マッチポイントを握られたときは厳しかったけど、集中して最高のプレーが出来た。シンプルに、そして積極的にプレーして、挽回できて本当に嬉しい。」と喜びを表した。
今季4勝目を逃したヴィーナスは、「彼女はあのポイントで本当に良いプレーをしたわ。ボールを返し続けて、それこそマッチポイントではいつも大事な対処法なの。素晴らしいテニスだったわ。」と、ラッツァーノを賞賛した。
これで、女子シングルスは昨年のマリオン・バルトリに続いて、フランス勢の2年連続優勝となった。


錦織圭
初戦敗退に終わった17歳の錦織圭

日本勢は、シングルスで男子5選手、女子5選手の全員が1回戦敗退に終わった。ダブルスでは中村藍子/タマリン・タナスガーン組、米村明子/ソフィー・ファーガソン組がベスト4に進んだのが最高で、鈴木貴男/ベンジャミン・ベッカー組がベスト8に進出した。杉山愛/森田あゆみ組は、1回戦で第1シードのヴァニア・キング/チャン・ユンジャン組に敗れた。

また、今大会前にプロ宣言をした注目の17歳、錦織圭は単複ともに初戦敗退に終わったが、試合を通してポテンシャルの高さを見せ付けた。

添田豪インタビュー

先日行われた男子国別対抗戦デビスカップ・プレーオフに日本代表として出場し、今回のAIGオープンにも主催者推薦枠として出場する添田豪選手に、デ杯のこと、AIGオープンのことを語っていただきました。

添田豪

先日のデビスカップ・プレーオフ敗退は悔しかったですけど、国を背負って戦うことはなかなか無い経験ですし、今回味わった緊張感を今後の試合にも活かしていけると思います。

日本国内で試合をする機会もあまり無いので、今度のAIGオープンでは思い切り目立ってやろうと思っています。まだ1回戦を突破したことが無いので、ぜひ勝ちたいというのと、例えフェデラーと当ったとしても、負けるつもりで試合に出る選手はいないと思うので、勝つつもりで臨みます。

いつも会場で応援して下さる方や、ブログを読んで下さっている方のためにも、頑張りたいと思ってます。応援宜しくお願いいたします!

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